サプリメント

サプリメントは、毎日の食事の中で不足しがちな栄養を補うため開発された食品の総称です。
 ベースサプリメント : 体に必要なビタミン・ミネラル・アミノ酸・食物繊維・DHAやEPAなどを補います。
 ヘルスサプリメント : 健康維持や美容のために利用するイソフラボン・ローヤルゼリー・プロポリス・セサミン・カテキンなどがあります。

「エクエル」
 更年期症状や、更年期以降の女性ホルモンの低下による様々な病気の予防に効果があります。

エクエルは大豆イソフラボンから産生される成分で、女性の健康と美容に大切な役割を果たします。女性ホルモンに似た作用を示し、のぼせなどの更年期症状の改善、メタボリックシンドロームの予防、肌の潤いを保つ、骨粗しょう症の予防など、個人差はありますが様々な効果を発揮します。

当院では、更年期や更年期以降の多くの方にホルモン補充療法を行っていますが、保険診療でのホルモン補充療法の難しい方や更年期以前の予備軍などにこの「エクエル」をご使用いただくことがあります。

女性は女性ホルモンによって体が守られていますので、閉経後にこの女性ホルモンがなくなると急激に体が衰えていき、骨は弱くなり、体脂肪の増加、高脂血症、心疾患も増え様々な病気にかかりやすくなります。

日本の女性の平均寿命は87歳ですが、健康寿命は73歳です。すなわち14年間は寝たきりや要介護の状態で生きていることになります。
この更年期以降に、健康で寝たきりにならずに過ごせるかが、充実した幸せな人生を送るために大切なことです。そこでホルモン補充療法をする訳ですが、それが難しい場合に女性ホルモン様作用のある大豆イソフラボンの効果が期待されます。

しかし、大豆イソフラボンから体内で生成されるエクオールの産生能力に個人差があります。大豆イソフラボンをとってもエクオールが産生できない体質の方は、大豆の女性ホルモン様作用の恩恵を受けられないということになります。このエクオール産生能力の差は、幼少時の食生活習慣で決まっています。エクオールの産生能力のない方は、大豆イソフラボンを摂るのではなくエクオールそのものを直接摂ることが可能です。それがエクオールサプリメント「エクエル」なのです。

医薬品ではないので、即効性はありません。長期間摂ることにより効果が現れます。また、「エクエル」は医薬品ではありませんので、自費扱いになりますが、更年期障害などの検査をお受けになる場合は、検査については保険診療が可能です。

「エレビット」
 妊娠初期の神経管閉鎖障害により、二分脊椎症が発生します。葉酸を十分に摂取することにより、発症リスクを70%減らすことができると厚労省は呼び掛けています。